「現金」求人は、朝飯、昼弁付きの日雇いの仕事で、仕事が終わればその場で現金で日当が支払われます。「現金」仕事の流れを説明します。

求人、求職活動(5:00前~6時半過ぎまで)

 朝5時前から「あいりん総合センター」周辺で、(労働者受け入れ)業者の車がやってきて求人が始まります。新今宮駅から「あいりん総合センター」に向かって歩いていると「現金、現金どうだ。」「現金あるよ。」と声を掛けられます。

※以前は「あいりん労働福祉センター」内に「寄場」があったのですが、「あいりん労働福祉センター」が閉鎖され「寄場」が消滅してしまい日雇い仕事を見つけにくく成ってしまいました。

 業者と交渉が成立すると、業者の車に乗せられ規定の人数の労働者が集まで車かその周辺で待機します。

飯場で、朝ごはんと昼の弁当(6:00~6:30)

 求人数の労働者が集まれば「飯場(はんば)」と呼ばれる会社まで連れていかれ、そこで朝ごはんを食べます。朝ごはんは、卵かけご飯に味噌汁です。(おしんこ、海苔やふりかけが付く所もあります。)ご飯と味噌汁は自分でよそい、卵を1個を取ってご飯にかけて食べます。
 この時に、昼の弁当が何処かに置いてあるので自分で弁当を取ります。ご飯も自分でよそう所が多いです。弁当を取り忘れると昼の弁当は無しでなので気を付けましょう。

現場への振分け(6:00~7:00)

 朝ごはんを食べている間に現場への振分けが行われます。朝ごはんを食べ終えて待機していると順番に労働者の名前が呼ばれて、どこどこの現場に行くように指示されます。
 慣れない内は、先輩の労働者に付いて行く形になります。現場には8時からのところが多いです。30分前に着くようにします。

現場での作業(8:00~17:00)

 現場での作業は、現場に行かないと分からない事が多く、事前に説明されていた事と全く違うことも良くあります。自分が使い捨てにされる場合はとんでもない現場に行かさせられる事もあります。
 だいたい解体現場が多く、次に建築現場、土木現場があります。
 解体や建築現場では、作業時間は8時から5時で、昼休みが12時から1時間、午前と午後の10時と3時に30分の休憩があるところが多いです。
 土木現場では、作業時間は8時から5時で、昼休みが12時から1時間で午前と午後の30分の休憩が無く不定期に休憩を取る事が多しです。

現金の支払い(17:00)

 仕事が終わると、その場で賃金の現金を貰い、その場で解散します。帰りの電車賃は自分持ちです。
 ※業者の車で現場まで来ている場合は、近くの駅まで送ってもらえる場合が多いです。
 ※飯場で現金を支払う業者もいます。その場合は飯場まで業者の車で行くか、電車で行くことになります。飯場までの電車賃は業者の負担になりますが、領収書または切符(改札で記念乗車切符として受け取る)を出さないと自己負担になります。飯場からの電車代は自己負担です。